建物探訪 IN 香川県
香川県には有名建築家の作品がたくさん存在しています。
存在だけは聞いて知っていた「喫茶 城の目」
1962年に建築家山本忠司に設計された喫茶店です。
インテリアは石彫作家空充秋。
ニューヨーク世界博覧会の日本館(前川国男設計)のために試作された石材レリーフがそのまま残っています。
庵治石でできたスピーカーボックスも見ものです。
イサムノグチなども訪れたという歴史ある喫茶店。
残念ながら室内は撮影NGということなので、外観だけ。
次に訪れたのは北島アリー。
倉庫をリノベーションした商業施設として有名です。
雑貨店、アパレルショップ、カフェ、本屋さんなど楽しめます。
そしてビルをリノベーションした5Fのカフェで少し休憩。
カフェとしてデザインされた建物ではありませんが、そこはもうカフェです。
有名な建築家が言っていました。
「どうやって使うかで空間は役割を持つ」
そこで、コンサートをすればライブハウス。
美術品を飾れば美術館。
机を並べればオフィス。
どれも同じ空間で、使い方をかえるだけで名前が変わる。
この北島アリーも昔は倉庫。でも今は商業施設。使い方で役割がかわったってことですね。
日吉産業の建てる家もそうありたいと思って建築をしています。
ただ箱をつくるだけではなく、そこで暮らす人の暮らしもデザインする。
家族団らんの場、映画を見る空間、勉強をする空間。
大きな家ではなくても使い方によって楽しめる家づくり。
日吉産業の家は家族のライフスタイルを大切にしています。
山下